AYJ発足以来2回目となる合宿が、9月16日と17日の1泊2日で開催されました!
場所は琵琶湖沿いにある白ひげキャンプ場。星と空気がとてもきれいで、普段から資本主義の文化で薄汚れているわたしたちには、非常に違和感のあるキャンプ場でした。
スタディツアーが8月の末にありました。そのツアーに初めて参加した、AYJの未来を担うメンバーも一緒に合宿に行きました。
出席率が良すぎて「ここはホンマにAYJか!?こんないっぱい来るわけないやろ!!」という抗議の声も多数寄せられましたが、本当にたくさんの同胞が参加しました。総勢22人。この数字を見て、「うわ~サッカーチーム2つつくれるやん!」と発言した馬鹿がいましたが、つくれるわけがない。フィールドに出るメンバーの裏には、ベンチでチームを支える人間の誰にも見えないサポートがあるんや。今回の合宿も、興奮して琵琶湖に飛び込むメンバーの背後には、それを仕方なく笑ってあげるメンバーの努力があるわけです。
さて報告に入ります。
合宿は遊びの場じゃなく、修行の場であるという精神からディスカッションも行いました。失敗しました。体を張ることばかり考えて、頭を使うことがAYJはまだまだ苦手なようです。AYJにはもっと勉強が必要ですね。琵琶湖に飛び込むときも、スーザンジョージの本を抱えて飛び込むぐらいの意気込みがほしかった…。
夕食は定番中の定番、バーベキュー。ふざけてるんかと言いたい。どうして何の疑問も持たずに、晩飯にバーベキューをチョイスする?なぜ北京ダックじゃないのか?なぜチーズフォンデゥじゃないのか?バーベキューという決定に至るまでの議論が非常に乏しかった。他の選択肢が吟味されていなかった。ここに日本の民主主義の崩壊がある。自民党がダメなら民主党でいいのか?
肉はうまかった。
晩飯の後は花火。さすがに松屋町で買った花火はクオリティが違う。満天の星空をバックに、光り輝く花火は素晴らしかった。ただ、みんなの賞賛の声が花火でなく、点火している人へ向かっていた。「ナイスかげ●ま!いいぞかげ●ま!」それは違うだろう。頑張っても報われない社会の裏には、頑張らなくても報われる人間の存在がある。
キャンプといえばキャンプファイヤー!!火を見つめながら語り合うという本来の要素より、服を乾かすという実用的な要素が強かったように思います。へたくそな三線と別に必要なかったジャンベと弦の切れたギターの演奏で、まったりした時間を過ごしました。2時間ぐらいして、そろそろ終わろうとしたとこにキャンプ場の職員さんが来て「ここ直火あかんから!すぐ消して!」最高に空気読めてるやん。
寝る前に肝試しをしました。ここがAYJの「Y」の部分です。詳細はあえて書きませんが、今回の肝試しは肝試しというより、「人間性試し」だったように思います。悪い事をしたら謝る。そういう人として当然のことがきっちりできていたのでよかったと思います。
20時15分に就寝の予定が大幅にずれこみました。1時に肝試しから帰ってくると、そのまま深夜のおしゃべり会が始まり、目当ての女性を口説く人やシシャモを食べる人の群れで、白ひげの夜は長く続いていきました。
****sleeping time****
次の日はカンカン照り!ハーゲンダッツも溶けるほどの日差しでした。朝飯はホットドッグという資本主義者丸出しの食べ物が用意されていました。
食事の後は、メインイベント的なテンションで行われた「ビーチバナナ」☆ご想像の通り、ビーチフラッグのバナナ版です。スタート前にバットの周りをぐるぐる回り、バナナをダッシュで奪取し、完食すれば勝ち!みんな日頃の人間関係の悩みを発散するかのような走りでした。
その後、全員で人生をかけたドッヂボールをやり、大半の人は肩がつぶれました。男が本気で女性にボールをぶつけた時は、強制的に謝罪させられましたが、あれは今までの家父長制社会に対するアンチテーゼとして、重要な意味を持つと考えられます。
お腹が空いたとこで、昼飯はカレーライスです。カレーライスは元々軍隊の食事でした。そんなことはどうでもいいんです。カレーを作るのに意外と時間がかかり、待ちきれなくなった群衆は踊りだしてしまいました。棒の周りをぐるぐる回りながら、「回れば回るほどカレーにコクが出る!」と叫ぶ光景に、日本の未来が見えた気がしました。
おかげさまでとってもおいしいカレーができ、群衆は満足して帰っていきました。
この合宿から何を得たかと聞かれると逃げたくなりますが、またやりたい!!
馬鹿になることで見えてくることがたくさんありますね。
最後に、宇多田ヒカルの「BE MY LAST」より
「間違った合宿をしたけど、間違いではなかった Ahhh~」
若者を主体に関西を中心に活動しています。
主な活動は3つです。
・フィリピンスタディーツアー
・チャリティーイベント「HALO☆HALO」
・フィリピン、マニラのスラムで暮らす若者との共同事業
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |