11月2日から5日まで、皆様のから支援していただいた第二次支援金をわたすためフィリピンを訪問いたしました。
支援金総額は955000円(第一次450000円 第二次505000円)となりました。皆様の温かいご支援に感謝申し上げます。
支援金は1140世帯にたいしての物資支援、600人をこえる子どもたちへの学用品支援に使われています。
台風被害のため授業を中断せざるを得なかったAKCDFも10月3日から無事授業を再開でき、いまではすべての子どもたちが授業をうけられるようになりました。
秋休みのため子どもたちの授業風景を見ることはできませんでしたが、11月9日からまた子どもたちの元気な声がAKCDFに響き渡ると思います。
AKAY YOUTH JAPAN(AYJ)が支援する、貧困地区イーストリバーサイドにも訪問しました。
住民に台風のときの話を聞くと、みな屋根に避難したとのことでした。木々の5-6メートルくらいの位置に付いているたくさんのゴミは、被害の大きさを物語っていました。
フィリピン政府は住宅再建、修理のための政策は行っておらず住民は自分たちで、壊れた家の再建、修理をしなければなりません。つぎはぎだらけの家や、屋根のない家、家財流出でほとんど物がない家で、次にいつ起こるか分からない洪水を心配しながら住民は日々の生活を送っています。
AKCDFかぎられた支援のなか、貧困層の住人が自分たちの力だけで、元の生活を取り戻すのはとても困難なことです。
でも、人びとはみな、私たちを温かく出迎えてくれました。困難な状況のなかでも笑顔を忘れず、いまを生きるフィリピンの人たちのたくましさを改めて感じました。
現地の若者団体アカイカバターンと話を聴く機会が多くありました。彼らは台風の翌日から、自分の家も被害を受けているにもかかわらずAKCDFがおこなったボランティアワークに参加したそうです。過酷な環境の中でも、人のために何かできる、人とのつながりを忘れない彼らの姿に胸を打たれました。
彼らは将来の夢を私たちに語ってくれました。勉強したいと強く思う気持ち、希望を持って活動していく気持ち。彼らの本気さが伝わってきました。
今回の緊急支援はおわりではなくはじまりだと思います。
Help for peopleではなくHelp with peopleを。このことを胸に留めて私たちはこれからも活動を続けていきます。
今回の緊急支援をきっかけにして、少しでも多くの人が、AYJ、AKCDFのこと、遠くフィリピンで希望を持って活動している人がいることに、興味を持っていただければと思います。
もし何か質問等がございましたら、お気兼ねなくご連絡してください。
みなさんのご支援は、貧困の中で必死に生きる人びとの未来につながっていきます。
AKCDFブログwww.akcdf.com
AKAY Youth JapanHP
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若者を主体に関西を中心に活動しています。
主な活動は3つです。
・フィリピンスタディーツアー
・チャリティーイベント「HALO☆HALO」
・フィリピン、マニラのスラムで暮らす若者との共同事業
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