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フィリピン国際交流団体AYJの情報を発信していきます
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2007/11/20 (Tue)

■フィリピン現状報告■
■鳳高校人権ホームルーム■
■2007/11/15■

本格的に寒くなってきましたが皆さん風邪などひいていませんか?
今年は秋がすっとばされた感がありますが、そんな短い秋のとある1日 
AYJメンバー4人が鳳高校へ出張報告会にでかけました。

人権ホームルームというこの上なく眠気を誘う授業枠で
しかも話を聞いてもらうのは大学受験を間近に控えた3年生。
 
私たちがAYJの活動を通してしっているフィリピンの現状を
どうやったらわかりやすく興味深く伝えられるか、ということに苦心しました。

広い体育館に続々と集まってくる高校3年生諸君。
あまり年は変わらないはずなのに、やけに若々しく見えてビビリました。
おまけにその日私は、ピンクのイチゴ柄というふざけた靴下を履いていたので、
スリッパを脱がなければいけない体育館で、そいつを隠すのに苦労しました。


さて、話す内容は、時間も限られていたので、次の2つのテーマにしぼりました。

①フィリピン元日本軍従軍慰安婦-ロラ達のたたかい
②フィリピンにおける貧困構造 

まずフィリピン元日本軍従軍慰安婦について、その被害実態の説明、
証言の朗読、そして現在の彼女達の活動について、
憲法9条の話もまじえながら報告しました。

つぎにフィリピンで貧困が生まれる要因と、現在の社会構造についての報告。
貧困率などのフィリピンの概要から入り、グローバル化に伴う企業の世界進出や
ODAがいかにフィリピンに貧困をもたらしたかについて説明しました。

両方とも、日本が深くその原因として関わっている問題です。
そしてそれこそが、私たちが今回伝えたかったことでもありました。 

世界で起きている暴力や不平等は、決して私たちと無関係ではないという事。
その事実に、高校生からはアンケートを通じて驚きの声が多くあがりました。 

もっと居眠りが多いかなと思っていましたが、実際は皆さんしっかりと聞いてくれて、
アンケートにも様々な意見を書いてくれました。
「少し主観が強すぎるのでは?」といった鋭い意見もあり、
今後の報告会にもつながる貴重な体験をさせていただきました。 

今回話を聞いてくれたうちの1人でも、
将来何かこういう活動に関わってくれれば嬉しいですね。 
活動をしなくても、自分の生活とフィリピンの貧困とのつながりを
時々でも思い出してくれたらなあと思います。


帰りは8個200円のたこやきを食べて帰りました。
やっすいですね。京都では考えられません。
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2007/11/16 (Fri)

共同事業班の矢田です

10月末にフィリピンから新商品が入りました
今回届いたのはネックレス、ピアス、ブレスレットです。
しかも今回の商品は製作者の名前入り
私と仲良しの友達もたくさん作ってます
もちろん男の子も作ってるんで
男性の皆さんにも是非みてほしいです!!

明日、明後日と立命館大学の学祭でも販売するので
良かったら見に来て下さいね

2007/11/12 (Mon)

バルですよー。我らAYJ114日に扇町公園で開かれた団結祭りに行ってきました!!

団結祭りとは、「自衛隊即時撤退!テロ特別措置法延長・給油新法阻止」や「国鉄労働者1047名の不当解雇撤回。すべての争議勝利」「最低賃金を1200円に引き上げよう」などといったスローガンを掲げる団体が、フリーマーケットや模擬店を出展するなどして、市民や団体同士が交流し、
力をあわせて戦争と貧困の無い社会を目指そうというイベントです。

AYJ
は豚汁を売りました!もちろん共同事業製品や報告書も売りましたよ!
そして、総利益は18150円でした!苦労して作った豚汁の利益は結局100円と振るわなかったものの、報告集が13700円とかなり売れました。

報告集が売れるっていうのは嬉しいですね。私たちの気持ちが少しでも伝わるといいですね!もちろん副代表中条君が売った量はハンパじゃないですが、久々に現れたてるけーもがんばってくれました。しかし、彼のゴリ押しの売り方には若干引きました。あのプッシュは就職先の営業でも通用すると思います。

イベント自体は、個人的にすごく楽しめました。いろんな人の意見や主張を聞くことができて勉強になりました。貧困などの社会的な問題は決して開発途上国だけのものでなく、先進国である日本にも多く潜んでいるものだと改めて感じました。

各団体の模擬店も凝ったものが多く、なかなかよかったです。焼肉や魚介類セットが売られており、そこらへんの大学祭とはレベルが違いました。天気も良く、お酒も販売されていたため、いい気分のお父さん達もちらほら。

そんなこんなで、午後3時の終了時には疲れ果てたAYJメンバー。次は立命館大学の学祭ですよ!
d29a1a0d.jpg

2007/11/12 (Mon)
ど~も、副代表の兄です。
別に副代表の兄弟というわけではありません。
ただ、あだ名が兄なだけなんで・・・・どうでも良い情報ですな、はい。

というわけで、今回は11月10日に河内長野のふれあい広場というところで開催された、交流バザールの報告を。

今回AYJは、出店したわけではなく、参加だけさせていただいたんですが、イラク戦争以降、イラクに何度も足を運び、現地取材を重ねておられる、週間MDS記者の豊田護さんの話を聞くことが出来ました。

こじんまりとしたイベントだったので、参加者も10人前後、豊田さんを中心に輪になって、質問を挟みながらゆっくりじっくり話を聞くことが出来ました。

今回の話の内容は、イラクの現在までの簡単な説明と、現状。
そしてIFCという現地の民衆組織の活動の紹介でした。

知っての通り、アメリカによってイラク戦争が引き起こされたとき、次々に反対を表明する国際社会の流れに逆行する形で、しかもどの国より早くイラク戦争支持を表明したのが我らが祖国、日本の小泉純一郎。

今現在も復興支援の名の下で、アメリカのイラク占領政策に協力し続けている国。それが日本です。

結局あの戦争がなんだったのか、それはまた別の機会に紹介することもあると思います。
今回の豊田さんの話では、イラクでは、未だ戦争が終わっていない状況が、ひしひしと伝わってきました。

イラクでの死者は120万人を超え、その内子どもや女性が2割以上を占めているということ。
家を捨て国内の比較的安全な地域に避難した難民が200万人
国外に避難した難民が200万人
国内で飢えている人々が500万人以上
イラクの18ある県の内、10以上の県でコレラが蔓延し、
イスラム教の主教支配が進む地域では、
女性が美容院にいったというだけで髪を切られ、
ミニスカートをはいたという理由で脚を切られ、
サリーを着ていなかったという理由で殺される。

各国の駐留軍や、武装勢力が紛争を繰り返し、それに市民が巻き込まれる。
そんな事態が日常茶飯に行われる国。

そして、国民の総意として、日本がその事態を引き起こす事を支持したという、歴史的事実。
興味が失われて久しいイラクの現状は、私達に国の政策の責任は一体誰が負うべきなのかを問いかけてきます。

この状況に、非武装、非暴力で立ち向かっているイラク国内の市民団体、IFC(イラク自由会議)
自衛の為の安全部隊はありますが、あくまでも自分達の主張を貫く為には、非武装非暴力をもって主張していく方針を守り通しています。
暴力と殺戮の繰り返されるイラクの中で・・・

今回の話では、このIFCがイラク市民の支持を集め続けていること。
復興支援の名の下で、行われている占領政策が、逆に紛争の火種や無用な犠牲者を生み出し続けているということを中心に話が進められました。

まず、IFCが市民の支持を集める理由としては、シーア派やスンニ派といった宗派、クルド人やアラブ人といった人種の枠を超え、イラク人として自分達の手で自由なイラクという国を作り上げようという主張。
そしてまた、宗教によった政権ではなく、民主的な政権を求めている点。
女性や青少年の人権の擁護と獲得を訴えていること。
労働者の権利が守られる社会を求めていること。
これらの主張が、イラクの市民層に幅広く共感を呼んでいるということ。

そして何よりも、非武装、非暴力の市民運動によって国を創り上げていこうという点。

こういう団体がイラクで活動を行い、実際に市民の支持を集めているという実態は、日本では全く報道されていません。

また、イラクがどのような状態で、今後どうなっていくのかを考える良い機会にもなりました。

今回の話は、纏めても膨大な量になってしまう為、また機会があれば、逐次紹介していきたいと思います。

最後にIFCを支援している団体のURLを乗せておきますので、興味がある方は、一度見に行ってみてください。

イラク市民レジスタンス連帯委員会
http://www.jca.apc.org/iraq/

IFC連帯!全国学生ネットワーク

2007/11/10 (Sat)

どうも。
またまたまなみです


0562bfad.jpeg


立命館大学で5日間にわたって行われた写真展が
今日終わりました







準備、受付、片付けで関ったメンバー、
ほんとおつかれさまでした!

準備と同様、片付けも筋トレ並みのハードさでしたね。


さて、気になる来場者数は・・・

なんと・・・


181人


こんなにもたくさんの人と、AYJがフィリピンで見てきたもの・感じたことを
共有できたことはすごく価値があると思います。

真剣に写真を見ている人の目をみて、そしてさらに興味を持って話かけてくれた人と触れるたびに
本当にやってよかったと思いました。


たくさんの人に見てもらうことはもちろん、会場内ではゆっくりしてもらうことも目標としていました

CIMG4299.JPG
写真展を見たあとは真ん中の机でアルバムを見たり、報告集を見たり、
アンケートを書いたり、気になった写真をもう一度見に回ったり・・・
シビアなものを写した写真が多かったけど、会場内は常にゆっくりとした時間が流れていてすごく居心地がよかったです。



もちろん反省はたくさんあります。
それは来場してくれた人からもいっぱい教えてもらいました。

33a874a7.jpeg

だからせっかくやからこのような写真展をまたやりたいなぁ・・・




CIMG4302.JPG
今回の写真展では共同事業製品も販売していました。
写真やスタツア報告集を見たあとに、
この製品の持っている意味や価値を理解して買ってくれたことが
すごく嬉しかったです。


今回とても多くの人がメルマガ登録を希望してくれました。

多くの人とこれからもコネクトしていきたいです

以上、報告と感想でした。



プロフィール
HN:
AKAY Youth Japan
性別:
非公開
自己紹介:
AKAY Youth Japanはフィリピンマニラにある貧困層のための教育施設A.K.C.D.Fを支援するNGO団体です。
若者を主体に関西を中心に活動しています。
主な活動は3つです。
・フィリピンスタディーツアー
・チャリティーイベント「HALO☆HALO」
・フィリピン、マニラのスラムで暮らす若者との共同事業
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