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2008/09/24 (Wed)
久しぶりです。スタディツアー企画班の彩です。
AYJは今年もフィリピンスタディツアーを行いました!

8月18日から27日までの10日間、
総勢16名での08年度フィリピンスタディツアーです。

今年も濃い思い出がたくさんできました。少しの決意も固めました。

そんな夏の終わりの日々をひとかじりして皆さんにお伝えしたいと思います



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




一日目~出発!!~●

実はこのツアー、極一部の参加者にとって一日目以前から始まっていたのです。
出発日前日、集合時間きっかりに企画班代表のもとへかかってきた一通の電話。

「あの~、集合って○○カウンター前でいいんですよね~??」

そう、そこにはなんと、
出発日を一日間違えて関西空港に乗り込んできた勇者がひとり!

彼女は伝説となりました。星となりました。 

出発日当日は特に混乱もなく無事フィリピンに着きました。
そこからあとはバスの中で爆睡していたのであまり覚えていません。

とりあえず、無事とうちゃく。みんなまだちょっと緊張ぎみだったかな。




二日目~体験授業&バザール~●

私たちのツアーを現地でコーディネートしてれるAKCDF
(AYJのHPhttp://sound.jp/ayj/参照)は、
日本でいう幼稚園みたいな存在です。

ツアー二日目はそこで体験授業をしました。
 
園の奥では授業(参観日で親御さんもたくさん見にきていて、授業にも参加していました)、入口付近ではバザーと、なんともカオティックで忙しい一日。
 
日本人ツアー参加者からの出し物は…

ジェンガ/折り紙/ポニョ創作ダンス!!!
 
ついに、ポニョがフィリピンへ上陸しました。
 
参加者の声…

「子どもたちの笑顔はすごくきれいで、
その笑顔を見守る保護者の温かさを肌で感じることができた」
「子どもというよりもお母さん方にまみれ、その迫力に圧倒された」
 
など、子どもというより親の勢いに何かと圧倒されがちな日本人メンバーでしたが、
フィリピンの人たちが持っているパーティーピープル気質と、
たくましさみたいなものを、しっかり感じることが出来た一日だったと思います。

夕方から、来る若者ピースフォーラムについて、
現地のロータリークラブとのミーティングがありましたが、皆げっそりしていました。
 
そしてなぜかO君がロータリークラブのおじいちゃん(たぶん偉い人)に
ものすごく気に入られていました。隣に座っただけなのに…。


     



●3日目〜ホームステイ…のはずが、台風到来!!〜●
 
フィリピンには基本的に季節が二つしかありません。
 
雨期、そして乾期。
 
スタディツアーを行う夏場はフィリピンでは雨期にあたります。
 
それでも毎年、天候によるスケジュール変更は避ける事が出来ていました。
けれど今年はメンバーに雨男/雨女が多かったんでしょう、
マニラに台風がド直撃!!
 
この日は滞在先であるAKCDFが支援しているスラム地域
「イーストリバーサイド」(AYJのHPhttp://sound.jp/ayj/参照)
に一泊ホームステイの予定でしたが、あえなく中止となってしまいました。
 
それもこれも、「イーストリバーサイド」の立地環境のせいなのです。
 
このスラム地区は名前の通り、イーストリバーという川に隣接しています。
そのため大雨が降ると家々は簡単に浸水してしまいます。
 
床が水びたしになるどころの話ではありません。
イーストリバーサイドの家々はだいたいが二階建てなのですが、
その一階部分がまるまる水につかってしまうのです。
 
今回のような大雨がふると、住人は家族総出で家具を二階にあげ、
狭い部屋で身を寄せ合って水が引くのを待ちます。
 
この日の昼間、イーストリバーに住んでいるKABATAANメンバー
(AYJのHPhttp://sound.jp/ayj/参照)に会ったのですが、

「どうやってここまできたの??」と聞くと「泳いで来たよ!!」
と若干得意げでした。ウケました。
 

でもこんなところからもスラムの生活の厳しさが垣間見えます。

後から聞いた話では、その洪水の際に小さな子どもがひとり亡くなったそうです。
日常のすぐ横に死がある生活とは、どんなものなのだろう。
明るいフィリピンの人々が背負っている重い現実が迫ってくるようです。 
 

そんなこんなで、洪水で道路も遮断され、事実上陸の孤島となったAKCDF。
閉じ込められた日本人メンバーは、しかたなく、惰眠をむさぼったり、お菓子をむさぼったり、フィリピンのアダルト雑誌をむさぼり読んだりしながら一日を過ごしました。
 
 
というのは少し嘘で、本当は、企画班代表兼AYJ代表であるC君から、AKCDFやイーストリバーサイドの歴史、成り立ちなどのレクチャーを受けたり、2日後に迫ったフィリピン/日本若者ピースフォーラムで行うプレゼンの用意などをして、ある程度有意義な時間を過ごしました。


 
 
★☆★ 続く ★☆★
 

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おかえり!
今年も行ってきたんだね。こゆい10日間を送ったみたいで、最近は帰ってきたメンバーの気合いの入りようが違うね。
わたしが行った年も洪水があって、ホームステイが一日延びたけど、そのときも少年が亡くなったって聞いた。楽しく過ごしているだけに同じ場所で起こってると重ねて考えられなかったなぁ。
わたしは長い間ツアー行ってないから続きの報告楽しみにしています!
ゆうこの感想 2008/09/25(Thu)00:45:56 edit
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AKAY Youth Japan
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非公開
自己紹介:
AKAY Youth Japanはフィリピンマニラにある貧困層のための教育施設A.K.C.D.Fを支援するNGO団体です。
若者を主体に関西を中心に活動しています。
主な活動は3つです。
・フィリピンスタディーツアー
・チャリティーイベント「HALO☆HALO」
・フィリピン、マニラのスラムで暮らす若者との共同事業
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